鬼瓦、鬼師について

鬼瓦、鬼師について

御所鬼(唐破風用)できました!

本日の別注鬼。 これも鬼瓦の一種で、御所鬼と呼ばれる形です。 大きさは高さが尺八寸ですから、約55cmくらいです。 一般家屋に使われる鬼に比べると大きなものですが その屋根にあったサイズなので、バランスよくおさまります。 唐破風、「からはふ...
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海津形鬼瓦

京都のとあるお寺の書院です。 以前、この建物の鬼瓦を制作させて頂きました。 鶴丸紋入り海津風鬼瓦の復元です。 この鬼は意匠性も高く、我々にとっても 今後の糧となる仕事でした。 一般の家屋にも違和感なく据えられるデザイン。 内装だけではなく、...
鬼瓦、鬼師について

別注鬼完成しました。

四月中頃に御注文頂いた鬼瓦が完成しました。 一つ一つが鬼師の手作りです。 屋根の葺き替えをされるそうですが、思い入れがあるのでしょうか 以前と同じ形の鬼瓦を葺きたいとのことで、写真を下に制作にかかりました。 形や飾りが微妙に違いますが全て同...
鬼瓦、鬼師について

昨日に続いて家紋の話し

昨日ご紹介した家紋の作り方について。 家紋も鬼師の手により一つ一つ作られていきます。 よく御注文がある紋は、あらかじめ作ってある石膏型があり その型を押してつくっていきます。 ↑石膏型↓ 今では紋の石膏型の数は何百種も工房にありますが 型の...
鬼瓦、鬼師について

鬼師の想い

鬼師が指先から土に込める想い。 一心腐乱に土に向かい鬼の面を創っていく。 建物を守る鬼瓦には、鬼師の情熱も込められ より一層凄みを増し、魔よけの力が強まることでしょう。 手作りならではの様々な表情。 絶対に残していかなくてはなりません。
鬼瓦、鬼師について

タツミ工房

弊社の鬼師たちは工場内にある工房で制作しています。 鬼師たちの仕事は、工房で手作りの制作をするだけではありません。 工場内の作業、窯積み、窯出し、包装など、他にも 様々な作業をこなし、ようやく工房での仕事に入ります。 工場内での作業も鬼師た...
鬼瓦、鬼師について

阿、吽

お寺の山門等で見られる仁王像に「阿と吽」があるのは御存じだと 思いますが鬼面瓦にも同じように「阿と吽」がある事はあまり知ら れていないのではないでしょうか。 「阿」は口を開いて発する最初の声で、仏教では誕生を意味します。 「吽」は口を閉じて...