ここは平安時代の薬師如来像と、天平時代の十二神将像が共に
国宝に指定されているのは有名ですね。
私もこれまで3回、十二神将見たさに行きました。
今回はもちろん瓦を見る為、4度目の訪問となりました。
天平期の建築様式が色濃く残る本堂です。
単層で窓もなく、簡素な装飾で大きな白壁が目立っていました。
また古式で、緩い勾配の屋根を見れるのは今ではここ新薬師寺だけだそうです。
瓦も、奈良時代の物が今も500枚ほど残っていると聞きました。
そして鬼瓦。
かなり風化が激しいですが、天平期のもので
現存最古の鬼瓦だそうです!
歴史を感じます。
下り棟
こちらは鎌倉初期の物らしいです。
型押し作りで、同型の鬼が東大寺や興福寺にも見られるそうです。
今でこそこのような鬼瓦は「古代鬼面」と呼ばれていますが
当時は単に「棟瓦」や「吻(ふん)」と言われていたそうです。
特徴的だったのが隅棟。この時代の隅鬼は二の鬼よりも小さく
隅先近くに据えられていました。
バッチリ写真を撮ってアップするつもりが…あれ?
どこを探しても見当たらない(汗)
ショック!!大事な画像が無くなってしまいました…。
何回見ても勉強になるので、またいつか行ってきます。
という訳で中途半端ですが、今日は終わります。
コメント
珍しいですよね。
他にも、この降り棟は箕甲がないので袖丸は使わずに刀根丸からすぐに降り棟となっていました。今ではこういう屋根は奈良か京都でしか見られないそうですね。
行く前に本で読んでいて、降り棟の写真も撮ったのですが…。無くなっちゃいました><
これまた珍しいですね。
降り鬼の下に巴があるのが変わってますね。と言うよりは、棟鬼しかなかったから巴をおいて強引に納めたんでしょうね。おそらく・・・。