これは、京都府内のとある中学校です。
今では貴重な木造で瓦葺きの学校。
現役だそうですよ。
似たり寄ったりの鉄筋の校舎とは違って温かい感がしました。
こんな校舎で勉強が出来る生徒さんはきっとはかどるに違いないでしょうね!
私も、小学一年生の一年間だけですが木造の校舎の学校でした。
残念ながら、2年になって取り壊され、新しい鉄筋の校舎に建て替えられて
しまいました。
たった一年間でしたけど、木造校舎の木の香りや、歩くたびにミシミシいう音
長い年月によって生まれた味わいある色。
その全てを今でも覚えています。
鉄筋の新しい校舎のほうが長く過ごしたにもかかわらず
不思議と木造校舎の記憶が強く残っているんです。
古きよき時代…。懐かしい風景…。
それだけで満足してしまってはいけませんね。
和瓦も同じです。住宅はダメでも社寺関係は残るから…。
やっぱり一般の家に葺かれ続けなければ
残り得ないんじゃないかと思います。
コメント
Unknown
我々の業界は、現状ではほんとに未来はないです。なんとか一般の方々にもう一度屋根に、いぶしに目を向けてもらえるよう努めていかなくてはいけないと思っています。
無題
特別なものだけに使われる技術は そのうちに どこかから 保護されていきます。そうするとそれは産業ではなくなります。 その先に 未来は無くなると言う事ではないでしょうか? 一般の方々に使われてナンボだと思いますね。これまでもそうだったように。