日本鬼師の会(2)

この土日に開催された日本鬼師の会「第十七回全国研修大会in淡路島」。

全国各地から大勢の鬼師の方、その他瓦関係の方々総勢90名が集まり
大変有意義な会となりました。

初日は観光旅館うめ丸で。

入口には各地の鬼師たちの飾り瓦の展示。
弊社の鬼師達も8点の瓦を出展しました。

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財団法人文化財建造物保存技術協会大阪支部長の若林邦民氏のよる
文化財建造物の保存と修復について約1時間の貴重な公演。

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その後、パネラーに
全陶連理事長 黒田美憲氏
全瓦連理事長 山田勝雄氏
鬼師の会   山田脩二氏

オブザーバーに
文化財建造物保存技術協会    若林邦民氏
三州瓦伝統技術保存会会長    樅山善久氏
鬼師の会・文科省選定保存技術者 小林章男氏

を迎えてのシンポジウムが行われました。

「J形からF形へ急激に進む今、日本瓦と飾り瓦の今後」
と題し、それぞれの思う所をぶつけ合い、非常に聞きごたえのある
深い内容の議論が繰り広げられました。

それぞれの意見はあったものの、共通するのはやはり「景観」。
木、土、紙を元に造られる日本家屋、そして瓦屋根が織り成す甍の波。
このような日本ならではが、もはや貴重な存在になりつつあります。
家を建てる時代から、物のように家を買う時代になってしまった現代住宅事情。
まさに使い捨てとなってしまっており、各個人の意識の低さを危惧すると。
現在、欧米諸国と比べても立て替え年数の短い日本に必要なのは、景観を意識した200年住宅。
改善に向けて我々がいかにPRしていくべきか今後の重要な課題であると。

普段なかなか聞く事の出来ない、業界を代表する方々の
貴重な意見交換は私達にとっても今後の糧となることは間違いありません。
今後私たちに出来ることは何かをもっと深く考えていかなくてはならないことを
実感しています。

約4時間と長丁場でしたが、あっという間に時は過ぎ、閉会となりました。

その後は、夜なべ鬼談義と称した交流会へ…つづく。


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