先日お伝えした、経の巻の復元が完成しました!
今回はこの一つだけのご依頼でした。
鏡部分に付いている家紋は
「丸に釘抜き」
釘抜きについて
大工道具の釘抜きで、大工道具の万力とも呼ぶ
座金利用の釘抜きを紋章化したもの。
別称釘抜座金紋とも呼ぶ。
これとは別に、8の字の形状の鋏型紋もある。
九城抜(くきぬき…九つの城を落城させると
いう戦勝の縁起紋だそうです。)の意味と、
千金・万金の別称に縁起を込めたとされていますが、
単純な目印なので、後につけた説だろうと言われているそうです。
(参考:日本紋章大図鑑)
この丸に釘抜き紋と、丸に一目結紋は良く似ていて(ほとんど同じです)
間違われやすいので注意が必要です!
参考に目結紋について
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