和のある暮らしのカタチ展へ。

この土日は東京新宿のリビングデザインセンターOZONE内で
開催されていた和のある暮らしのカタチ展へ行ってきました。

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日本の伝統的なものづくりを継承し、新たなカタチを生み出す
ことにチャレンジする、和の作り手と来場者との
コミュニケーション型の展示会。

国認定の伝統的工芸品は数ありますが、
その中から選りすぐりの50組が
今の暮らしにあった和のカタチを提案していました。

歴史、伝統を重んじながらも、頑なになることなく、
とても洗練された、新しい和のカタチを見ることが出来ました。
伝統的工芸品でありながら、新鮮さを感じ
そのデザインの高さには正直なところ驚きました。

また、ディスプレイの仕方にもセンスが伺え、
これまで見てきた(そんなに見てませんけど)工芸品展と名のつくもの
とは全く違った世界です(凄!)

それぞれ回ってお話を伺うと、ほとんどがデザイナーの方が
入っているとの事。
それでも毎年何点もの新製品を作り、残るのは僅か。

どんどん新たな物を作って行っているようでした。
前を向いてチャレンジし続けるからこそできるクオリティーなのでしょう。
話し振りも前向きで、かなりパワーを頂きました!

で、うちの瓦はと言うと、この選ばれた50組ではなく、
昨年、経産省が推進する中小企業地域資源活用プログラムに申請し、
10月に「地域産業資源活用事業計画」の認定を受けました。

その事例の一つとして他数社と共に45cmの小スペース
出展させてもらえた訳です

小端立て瓦をあしらった台に、ランプシェードや角柱花器などを
ディスプレイしました。

メイン会場の50組ほどの華やかさはありませんけど、
今出来ることはやれたかなと思います。

淡路鬼瓦も兵庫県の伝統的工芸品に指定されていますが、
やはり、私たちにとってのメインは屋根、
もっと広く言えば家屋、景観です。
これは今後も変わることはありません。

ただ、和瓦離れが進む中「いずれは屋根へ…」のために
こういった、屋根以外のモノでPRしていくことも
大事なことなのです。

いぶし瓦を知ってもらうために、
再び瓦屋根の町並みをつくるためにも
もっと自身の感性をみがき
洗練されたものつくりをしていきたいと思います。

今回、館内撮影禁止のため、写真はありません

コメント

  1. 瓦廊 より:

    残念
    すみません。
    審査などの関係上写真はダメだったのかもしれません。
    準備万端で行ったんですけどね~。

  2. 瓦人 より:

    Oh no~!!
    楽しみにしていたのに・・・
    まさか撮影禁止とは!!
    やっぱり本物のなかのホンモノは敷居が高いのかな?
    でも瓦人は、この敷居が高くてはダメだと思います。
    ひとりでも多くの人に「新しい和」を・・・
    ひとりでも多くの人の「感性に刺激」を・・・
    ひとりでも多くの人を「和でお洒落」に・・・
    まだまだ「たかが瓦」で出来ること・・・互いに頑張りましょう~。

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