見ざる・聞かざる・言わざる

猿は昔から発想や知恵の象徴とされてきましたが
縁起物としても様々な意味を持っています。

「去る」の語呂合わせで、悪運が去る、魔物が去るとして
魔よけ、災難、病気を寄せ付けないお守りとされていたり、
猿が5匹揃えば「五猿」で「ご縁」、またはツキが「ござる」といった
良縁の開運を願う人たちの人気を集めているそうです。

「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿は庚申信仰(薬で治せない人間の
邪気を神の力で祓いのぞくという信仰)の神様である
青面金剛(しょうめんこんごう)のおつかいとされています。
そして猿は安産の動物であることから、悪いものを追い払う
とともに安産の縁起物でもあり、子孫繁栄、夫婦和合の
お守りともされているようです。

他にも、「見ざる・聞かざる・言わざる」というような慎み深い生活を
していれば、人生を安全幸福に過ごせるという意味もあるそうです。

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以前お客様のご注文でこの三猿を制作しました。

今は屋根の上からお客様の幸福を願ってくれていることでしょう。

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