空焚きから約一ヶ月。
先週、この達磨窯で初めて瓦を焼くと言うので参加することに。
6日(金)から8日(日)にかけて窯積み、焼成を行いました。
窯に火が入ったのは辺りも暗くなった夜の7時45分。
ここから丸一日かけて瓦を焼いていくのです。
夜明け…。
交代しながら、徹夜の作業となりましたが
初めての事で火を見ていると時間はあっという間に過ぎました。
この後、重要な後半戦は残念ながら参加できませんでしたが…。
そして11日(水)、焼けた瓦の窯出しに!
いつも参加すると思う事があります。
それぞれの仕事を終えた方たちが、夕方、または休日に
達磨窯のある場所へと集まってくる光景がなんかいいな~と。
そしてこれが実際に焼けた瓦です!
ガス窯しか知らない私にとって、土の窯で薪で焼いた瓦が
いぶし色になるということが新鮮に感じました。
また、いぶしがかかっていないのもあったりと、
一枚一枚表情が違います。面白い!
工業製品として私達が今焼くいぶし瓦は当然美しく自信をもって作っています。
今回の焼けた瓦はそれとはまた違った価値観のある瓦ではないかと思いました。
何より数十年前までは月に何度もこのような土の窯で
瓦を焼いていた事に感服します。
スゴイですよね~。
今後もこの窯で月に一度は焚く予定だそうです。
また参加したいと思います!
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