門の壁にも瓦を。

工場横にある瓦門屋
度々お伝えしていますが、肝心の通り門については
あまり触れていませんでした。

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門内の壁には600mm×300mmの壁用板瓦。手作りです。
施工しやすいよう裏っ側にはチョッとひと工夫してあります。
厚みは15mm。
薄いので歪みを少なく焼成するのに苦労しました。

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そして、板瓦と土壁の仕切りには屋根の棟込みに
よく使われる花菱を並べました。
この組み合わせが見学に来られる方々に結構人気があります。

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コーナーもご覧の通り!
ここでも鬼師の技が光ってますよ~。

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コメント

  1. 瓦廊 より:

    技術。
    葺師の方々の瓦の加工技術はすばらしいですね。
    柔らかい粘土とは違って苦労も多いかと思います。
    何れにしても後世に伝えていかなければいけない大事な仕事ですよね!

  2. 瓦哲 より:

    良い仕事してますね~。
    ここが、鬼師と葺師の違いですね。
    鬼師は「無かったら、土から作り上げる」
    私達は「無かったら、加工して組み上げる」

    お互い頑張りましょう。

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