今日は窯の中ではなく窯の上で作業をする姿が…。
ガスが通る管の掃除をしているところでした。
いぶし瓦には煤がつき物。
掃除をせずに放っておくと、この煤が
窯内から配管に入り込み、ガスの出が悪くなるのです。
特にいぶしの工程の際には、窯全体に
均一にガスを送り込んでやらないと
窯内の場所によっていぶし色にムラができてしまい
せっかくの瓦が台無しになってしまいます。
綺麗ないぶし銀を保つため、定期的にいぶし穴の掃除をするのです。
コンプレッサーと自作の道具を使って、ひと穴ひと穴丁寧に。
配管から窯へ入る穴まで、半日がかりで行います。
より良いいぶし瓦を作るため、鬼師たちは
窯の管理にも余念がありません。
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