新しいシッポ。 飾り瓦について X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2009.01.09 唐獅子の修理が完成しました。 修理前。 はめ込み式の尻尾だったようですが、 どこかへ落ちてしまったのか、 それとも割れてしまったのか…、 尻尾がない状態で運ばれてきました。 元の形は分かりませんが似合う形を思い描き 尻尾だけを新たに製作しました。 修理、再焼成後。 新しい尻尾がついて獅子も喜んでるように見えます! その他の細かい傷や欠けた部分も修復しました。 新たにいぶしをまとい、再び屋根に上がります。 この後再び数十年、屋根で建物を守りつづけるのです! 関連記事: 甍の波をおよぐ鯱 龍の巴瓦。 浪の棟飾瓦 だるまさん 塀用、立浪の飾り瓦の復元。
コメント
はじめまして!
>茶花さん
コメントありがとうございます!
偶然なんですけど、見る角度が
ちょっと違うことでこんな風にみえました!
いぶしを纏うことでさらにそう見えたのかもしれませんね。
また覗きに来てくださいね~。
Unknown
>山平さん
患者さん、今回も元気に退院されましたよ(笑)
本当に
はじめまして、偶然このブログにやってきました。
修理前の写真の唐獅子は泣きそうな
困った顔に見えるのに、修理後の顔は
「良かった~」と安堵してる顔に見えました。
素晴らしいお仕事ですね。
Unknown
瓦のお医者さんみたいですね!!!
そうなんです。
>Kazuさん
今にも飛び跳ねそうですよね!
一部分だけを復元するのも、大事なお仕事です!
これまでの経験ですぐに思い描いている時もありますし、
物によっては時間がかかることもあります。
こういう時のためにも、みな常日頃から
色んな屋根の瓦を見て勉強するようにしています。
確かに^^
喜んでいますね、唐獅子^^
欠けた部分を想像するのも鬼師さんの仕事なんですね。
元の形がどういうものだったのか。。それも想像すると楽しいです。
新しく生まれ変わったいぶし銀の獅子、立派だと思います。
きっと屋根の上で輝きを放ちながら、その家を守り続けることでしょう^^