お気に入りのカタチ。

只今鬼師が製作中の瓦は、
棟の両端に据えられる飾り瓦です。
分かりやすく言うと、シャチホコのような感じに取り付けられるもの。

これまでも書いてきましたが、
浪の模様には火除けの願いが込められています。






今回も古瓦の写真を見ながらの復元製作のご依頼です。
復元なので、当然何十年も前の職人さんが作ったデザインなのですが、
よくある浪模様とは違って、スッキリと現代的な感じがして
個人的にはとても気に入った形です。

焼成に向けて現在乾燥中…。
完成が楽しみです!

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コメント

  1. 瓦廊 より:

    シンメトリー。
    >Kazuさん

    そう、シンメトリーに設置されます。
    シンメトリーという言葉が瓦に使うのが新鮮な感じです(笑)
    飾り瓦ではシンメトリー(シツコイですね…)な配置が結構あるんですよ~。

    昔の鬼師さんがデザインしたと言うのは、多分、おそらく…です。
    設計のかた、屋根葺き師の方、あるいはお施主様の要望等、昔もあったのかなぁ。
    もしかしたら、瓦をデザインする人もいたのかもしれませんね~。
    答えにならなくってすみません…。

    うちの鬼師さんたちは、主には製作専門ですけど、
    時間を見つけては、独自に創作した飾り瓦も作っています。

  2. Kazu より:

    シャチホコ。。
    とてもわかりやすい説明です^^
    屋根の両端にシンメトリーに設置されるのですね。
    それぞれの模様に、それぞれの願いが込められているので、
    作られる鬼師さんは責任重大ですね。

    昔の職人さんがデザインしたということは、昔の建築デザイナー
    ってこと。。ですよね?
    鬼師さんは製作専門ですか?
    それともデザインもされるのですか?

    スミマセン、ちょっと素朴な疑問が沸き起こってしまいました(笑)
    また教えてくださいね^^

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