門屋のリフォーム(2)

門屋のリフォームの経過です。

門屋のリフォーム(1)はこちら

職人さんの作業効率上、どうしても家の周りの木々が問題で、
移植出来るものは移し、大きな木はやむなく枝を切り落とす事に
なりました。

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長年この家を見守ってきた木なので、切るのは心痛かったのですが、
これも生まれかわるため、仕方ありません…。

中の物は全部出し、床も天井も取り払いました。

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この門屋はここ十数年物置きとして使っており、雨戸も年中閉めたまま。
メンテナンスもせず放置状態でした。

風の通りがなかったために柱や梁など、あらゆる所に傷みが見られました。
木は呼吸をしている…実感しました。
閉め切ったままでは、湿気が溜まり、カビが発生し腐食が進んでいきます。
この門屋は悲鳴を上げていたんです。

大地震で、木造住宅の空家が倒壊する事が多いのは、
木の呼吸を人が止めてしまったからなんですね。

また、人が住んでいたとしても、1981年の建築基準法改正以前の家屋は
震度6強の揺れへの安全が確保されていません。
よく報道で、古い建物は瓦が重いから倒壊したと伝えていますが
それが原因ではなく、構造上の問題なのです。
耐震補強をしていれば、瓦屋根であろうと、なかろうと
崩れはほぼ防げるはずです。

ともあれ、人が生きて生活しているのと同じで、家屋も共に生きている。
この事を肝に銘じて今後見守っていきます。

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4 thoughts on “門屋のリフォーム(2)

  1. 困難ですが
    前向きに頑張りましょう!道は険しいですが、意欲は高く持ちつづけたいですね。

  2. 全くその通りですね。
    テレビなどの地震の報道を見てると、ホント憤りを感じますね。
    これから、逆転の発想も大事かもしれません。弱点を武器に変える・・・。かなり難しいですけどね

  3. 和型は文化
    地震のたびに瓦屋根ばかりの倒壊を取り上げ、説明もなくただ瓦が重いからと言うだけの解説しかされない報道に憤りを感じます。
    理由を述べてから、屋根の重さについて言及すべきではないでしょうか。

    和瓦は日本の文化の一つです。それを否定するような報道ではなく、この文化を地震によって被害を少なくするにはどうすべきかといった報道をするべきだと思います。

    ネット上での情報ですが、81年以前の家屋に住む方が耐震補強をした際、屋根を瓦から他の屋根材に変えたという記事を良く見ます。地震報道云々もありますが、業界のPR不足も否めません。

    日本の景観を保つためには木造及び瓦は必須です。
    それも踏まえた上で、防災等のPRをするべきかなと
    あくまで私個人の思う所ですが。

  4. そうですね。
    古い建物の倒壊は、構造上の問題、バランスの悪さだと思いますが、和形を葺いた屋根しかも土葺きの屋根は、重いのは事実です。この「重い」ということからは逃れられません。
    今回の地震で、「瓦屋根=重い」が世間に再認識されてしまった今、これからどうするか?今までと同じ路線を続けるのか?全く違う目線で考えて全く新しい方向性を見つけるのか?改めて大きな課題ですね。
    現状を見ると、同じ路線を続けてしまってるように感じてしまうのが残念です。

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