恵比須、大黒の飾り瓦

以前別注瓦の恵比寿大黒の巴瓦をご紹介しましたが、
レギュラー品として飾り瓦を御用意しております。

  扇型恵比須大黒  高さ約20cm 巾約44cm

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  恵比須大黒の置き物(台付き)  高さ約24cm
台の高さ4.5cm 巾33cm

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ふくよかに微笑む恵比須様。元々は漁業の神様です。
『論語』に「釣りして鋼せず」という、「むやみに殺生しない」
「一網打尽にしない」という意味の言葉があります。
ここに商売の原点があるといわれています。
つまり、一人ひとりのお客様を大切にするということです。

また、釣った魚を物々交換で米に変えるという商売の道を開いた神
とも言われる事から、いつしか商いの神様として信仰されるようになったそうです。

大黒様は元々はインドの神だったのが、中国では厨房や食堂の守り神
として祀られ、それが日本に伝わり大国主命(おおくにぬしのみこと)
と重ねて信仰され、五穀豊穣の神様となったと言われています。

農耕民族にとって大切な農業の神としての大黒様。
漁業の神である恵比寿様。
ともにたいへん縁起の良い神とされ、開運招福や財福の神として
広く信仰されています。

日本には古くから様々な縁起物があります。
心の癒しと豊かに暮らすために与えられた価値あるものだと思っています。
しかし時代とともにその価値も薄れつつあるように感じてなりません。

我々は瓦作りを通じて、このような縁起物の伝統も残し
伝えていきたいと思っています。

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