近場にもう一箇所よい町並みがあると言うので行ってみました。
与謝野町加悦(かや)という町。
こちらも重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
加悦の町は江戸時代から明治・大正・昭和にかけて
ちりめん産業の生産、物流の拠点として栄えたそうです。
通称「ちりめん街道」と呼ばれているようで、
街道沿いの家々にはこのような暖簾が掛けられ、お客さんを出迎えておりました。
緩やかな上り坂の街道沿いには商家や銀行、郵便局、洋館の医院、旅館、酒蔵などが建ち並んでいます。
明治、大正、昭和それぞれの時代に建てられた家屋が残っています。
時代によって建物の意匠が異なっていて見ていて楽しいですね。
こちらは、江戸末期に建てられた「旧尾藤家住宅」
屋内も一般公開されています。
入れば良かったと、後で後悔。
結構見所がある内部のようです。
この町で最も古い「下村家住宅」。
昔は郵便局だったとか。
昔は町を歩けば、機織りの機械の音が響いていたのでしょうね。
ちりめん産業は、安価な輸入品に押され、
40軒以上あった機屋が激減し、今は5、6軒程しか残っていないそうです。
この日はお盆と言う事もあり、機会の音は全然聞こえませんでした…。
ゆっくりと歩きたかったのですが、あまりの暑さで
ちょっとしか歩けませんでした…。
もっと良い季節にもう一度行ってみたいと思います。
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